桜のスポットって、数が多すぎてどこにいくか悩みますよね。
先日、滋賀県の海津大崎にいってきました。ここは「日本のさくら名所100選」にも選ばれており、とても美しい桜を見ることができました。今回はこの海津大崎の桜を紹介します。撮影日は2018年4月7日です。この日はくもりで雨もぱらついていて撮影には向かない天気でしたが、青春18きっぷの期限がせまっていたのでいきました。
「日本のさくら名所100選」にも選ばれています。樹齢80年を越える老桜から次世代へ引き継ぐ若木まで約800本の華麗なソメイヨシノがびわ湖岸延々約4kmにわたり桜のトンネルをつくります。例年の見頃は4月10日前後となり、近畿圏では遅咲きの桜名所として知られています。海津大崎は、琵琶湖八景「暁霧・海津大崎の岩礁」としても知られる景勝地で、びわ湖随一の岩礁と、湖の碧、遠くに望む竹生島、その景色のコントラストは美しく毎年多くの花見客で賑わいます。 海津大崎の桜 | 高島市観光情報 ―人と自然のおもてなし―海津大崎は滋賀県の中でも人気の桜スポットです。 桜の数も多く、琵琶湖とともに様々な構図で撮ることができます。屋台もならび、お花見にも最適のスポットです。
アクセス
海津大崎へは、JR湖西線マキノ駅からバスでいくことができます。バスの種類や時間など、詳しいアクセスはこちらの高島市のページがわかりやすいです↓
海津大崎の桜:周辺交通情報 | 高島市観光情報 ―人と自然のおもてなし―
私はJRの新快速でいきましたが、乗っている人の多くがマキノ駅でおりていきました。皆、海津大崎へむかうバスに並んでいました。くもりだったのであまり人は多くないと思っていたので驚きでした。さすが「日本のさくら名所100選」に選ばれているだけあって人気です。
見どころ
海津大崎には多くの見どころがあります。ここではそれらを紹介していきます。
海津大崎の入り口
バスをおりたところです。桜が琵琶湖にむかって咲いていました。かなりくもってどんよりしています。桜の奥には琵琶湖がひろがり、カヌーをしている方も多くおられました。お花見用の船がとまっていました。歩いているときにも、琵琶湖を行き来しているお花見船をよく見ました。人気ですねー。
桜の花筏(はないかだ)
花筏(はないかだ)は、水面に散った花びらが連なって流れているのを筏(いかだ)に見立てたのを言います(コトバンクより)。少しわかりにくいですが、ここでも湖の角の部分にこの花筏ができていました。NDフィルターをつけて花びらを流してみました。なかなか綺麗ですね。
桜のトンネル
反対側。本当にトンネルのようですね。満開です。
外側から見るとこんな感じです。満開の桜並木がずっとつづいているのがわかります。太陽が出ていないのが残念ですが美しい並木です。
ローアングルから。地面にも花びらがひろがっています。このあたりは道が車道のある上側とこちらの下側にわかれ、好きなほうを通ることができます。どちらもちがう桜の表情を見られるので、行き帰りで両方とおるのがオススメです。
大崎寺
真言宗智山派の寺院。近江西国9番の札所で、俗に「大崎観音」の名で親しまれています。奈良時代に泰澄によって開基され、尊像は聖徳太子の作といわれています。本堂前の展望台から眺める琵琶湖は、素晴らしいの一言につきます。境内の千貫松(せんかんまつ)・弁天松(べんてんまつ)と呼ばれる老松、春には美しい桜が見事な景観を作り出します。 大崎寺(大崎観音・毘沙門天) | スポット情報 | 高島市観光情報 ―人と自...バスをおりたところから30分くらい歩き、石段をのぼったところにこの大崎寺があります。ここも海津大崎の見どころの一つです。中はそれなりに広いです。
桜の奥にある建物は「安土の血天井」とよばれ、安土城が落城したときに血がついた素材をそのまま天井に貼りつけているそうです。おもしろいですが、恐ろしいですね。ぜひ一度おとずれてその奇妙さを体験してみてください。
琵琶湖と桜
さらに歩くと浜辺のようになっていました。ここまでくると人もかなり減ってくるのでゆっくり撮影できます。対岸が見えないので本当に海のようです。琵琶湖にも潮の満ち引きがあるようですね。また花筏。桜の花びらが湖上にゆらゆら浮かんでいました。少しだけ太陽が出てきてさわやかです。水が綺麗ですね。
岩のギリギリまでいっている人もいました。入り口付近とはうってかわってのんびりできます。
トンネル越しの桜
わかりにくいですが桜吹雪が舞っています。この日は風もあったので何回も美しい桜吹雪を見ることができました。でも撮るのはなかなか難しいですね。
トンネルを抜けたさき。午後は太陽が出てくれたので桜にも光があたり、よい状態になりました。このあたりで引き返してバス乗り場へむかいます。なんやかんやゆっくり撮影しながらここまで歩いてきたので2時間くらいかかりました。
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