今回も、京都の夜桜撮影スポットシリーズです。今回は二条城・平野神社のライトアップを紹介します。どちらも2018年3月29日に行きました。どちらも特色があっておもしろいスポットです。それでは紹介していきます。
二条城
二条城とは?
徳川幕府における京都の拠点となった二条城は、徳川家康が慶長8年(1603年)に京の宿館として建設した平城。家康と豊臣秀頼との会見場所となったほか、幕末の慶応3年(1867年)には15代将軍慶喜がここで大政奉還を行った。京都府|世界遺産(世界文化遺産) 二条城
幕府の重要な京都の拠点として使われ、現在は世界遺産にも選ばれている二条城。桜のライトアップはプロジェクションマッピングや色とりどりの光、音などを使って現代的アートを融合させていて非常におもしろいものになっています。
アクセス
二条城へのアクセスは、京都市営地下鉄東西線二条城前駅下車後すぐ、もしくは京都市営バス二条城下車後すぐです。阪急烏丸駅から行く場合、地下鉄、バスどちらでも行けます。地下鉄は速く行けますが一度乗り換える必要があります。バスなら一本で行けますが桜の時期は混みます。
ライトアップは18:00〜21:30(入城は21:00)まで行われています。入場料は大人600円、中高生350円、小学生200円です。和装の方は無料になるそうです。
注意点
二条城での一脚・三脚の使用は禁止されています。城内はライトアップされてるとは言えやはり暗く、手持ちでの撮影は容易ではありません。できればF値が明るいレンズや手ブレ補正、高感度などの対策をしたいところです。
見どころ
灯籠が並べられていました。「和」らしさが出ていますね。これでF1.8、iso500、ss1/20で後から編集で明るさを上げています。かなり暗いです。
灯籠の並びと木々のシルエットが良きでした。月が出ていて本当に良かったです。
二条城の庭園の一つ、「清流園」。中央の茶室、松、そして桜がライトアップされ、日本らしく非常に美しい庭園となっています。周りが真っ暗なので浮かび上がってくるような感じが良いですね。ここもかなり暗く、isoを1600くらいまで上げています。
清流園の大きな桜の木が池に反射していました。かなりピンク色にライトアップされています。周りに余計なものがないので桜がより際立ちます。
今回の二条城は三脚禁止のため撮るのが少し難しく、どっちかと言うと見て楽しむといった感じでした。二条城はプロジェクションマッピングを取り入れるなど現代アートをイメージしたライトアップが行われており、他とはまた違う桜のライトアップを楽しむことができました。
平野神社
平野神社は北野白梅町のやや北側に位置する神社です。参道に灯籠がいくつも並んでいるのが特徴で、桜の時期は境内に屋台が並びます。アクセス
平野神社へのアクセスは京都市営バスで衣笠校前下車後徒歩3分です。阪急から行く場合、河原町駅からバスに乗れます。ライトアップは日没から21:00くらいまで行われています。入場は無料です。
ライトアップは21時で終了しますが、神社は終日開放されているので深夜や早朝に訪れることもできます。
見どころ
桜の時期は「桜茶屋」という出店が数多く登場します。桜とともに屋台のにぎやかな姿を撮ることができます。飲み会も開かれ、楽しそうな雰囲気でした。私もこの桜の下で美味しい酒を飲みたいです。非常に大きな桜。迫力がありますね。桜の下には屋台が見えます。
ゆっくり撮影していたらなんとライトアップが終わってしまいました。200秒くらい露光して頑張って光を集めています。車のヘッドライトで灯籠が少し照らされています。
今回は二条城と平野神社の桜のライトアップを紹介しました。どちらもコンセプトのようなものがあり、撮影していて非常に楽しかったです。また撮るだけでなく、見たり食べたりして楽しむこともできます。みなさんも二条城と平野神社を一度訪れて見てください!
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