京都 桜撮影スポット② 蹴上インクライン・哲学の道・平安神宮編

こんにちは たかしです。

今回も京都の桜撮影地シリーズです。今回は蹴上インクライン哲学の道平安神宮の桜を紹介していきます。すべて2018年3月28日に行きました。どれもユーモアあふれるおすすめスポットです。それでは紹介していきます。



蹴上インクライン

蹴上インクラインとは?

蹴上(けあげ)インクラインは、明治時代から昭和時代にかけて舟を運ぶために使われていた傾斜鉄道の跡地です。線路沿いにはたくさんの桜の木が植えられており、観光客はこのトンネルのように咲き誇る桜に囲まれた線路上を歩くことができます。また近くには南禅寺があります。


アクセス


蹴上インクラインへのアクセスは、京都市営地下鉄東西線蹴上駅から徒歩約3分、京都市営バス法勝寺から徒歩約5分です。

蹴上インクラインは終日開放されているので、夜や早朝の人が少ない時間に訪れることも可能です。



見どころ

「レールの上を歩くことができる」のがこの蹴上インクライン特徴の一つです。自分もレールに乗って歩いてみたのですが、レールというのは想像よりも幅が狭くバランスが取りにくいもので体幹がない自分にとって随分歩きにくいと感じました。線路沿いの桜が青空とマッチしており非常に気持ちが良いですね。


全長582mの蹴上インクライン。意外と長いです。ちなみにどうでも良いことですが、真ん中の2本のレールが目立っていますが、この2本に車両を乗せていたのではなく実際に使用していたのは道の端にある1本と真ん中の1本です。舟を運ぶためにかなり幅の広い車両を使用していたようです。


桜の紹介というより蹴上インクライン自体の紹介になってしまいましたが、他のスポットでは味わえないような不思議な場所ですのでぜひ一度行ってその魅力を感じてみてください。


哲学の道

哲学の道とは?

お次は哲学の道。この哲学の道は北の銀閣寺から南の若王子神社までを結ぶ約1.5kmの散策道です。何が哲学かというと、哲学者の西田幾多郎らがこの場所で散策、思索にふけっていたのでこの名がついたとのこと。道沿いには多くの桜が植えられており、まさに「桜のトンネル」といったところであります。すぐ近くには銀閣寺があります。南禅寺・蹴上インクラインとも比較的近いのでセットで行くのも良いでしょう。


アクセス

アクセスは京都市営バスで銀閣寺道で下車後徒歩5分もしくは銀閣寺前で下車後徒歩2分。系統によってどちらの停留所に停まるかが変わります。四条河原町から行く場合、銀閣寺道停車のバスの方が多いです。またどちらのバス停も名前の通り銀閣寺側(北側)の入り口近くに停まります。ちなみに南側だと京都市営バス宮ノ前町で下車後徒歩5分で、もう少し歩くと市営地下鉄蹴上駅があります。

あまりアクセスが良くないのでタクシーを利用するのも一つの手段ですが、桜の時期は道路が特に混むのでオススメしないとタクシーの運ちゃんが言っていたのであまりオススメしません。


見どころ

道に沿って、琵琶湖疏水の分線が流れています。疏水の両岸に咲く桜と青空が水面でリフレクションとなっていて美しいです。もう少し水面が落ち着いていれば良かったと思います。家族や友人と桜を見ながら散歩するにはもってこいの場所ですね。


哲学の道は1.5kmあるので踏破するのはやや大変ですが、周辺にはグルメ施設が多くあるので途中で休憩することができます。

この哲学の道は「日本の道100選」にも選ばれており、京都の中でも特に人気の桜スポットです。疎水のほとりに咲く桜を眺めながらのんびり歩き、落ち着いた時間を過ごす、というなかなかオシャレなことができます。オススメスポットです。


平安神宮

平安神宮とは?

平安神宮は平安遷都1100年を記念して、明治28年に遷都のおや神様である第50代桓武天皇をご祭神として創建されました。 当時、京都の衰退ぶりは目を覆うものがありました。幕末の戦乱で市街地は荒廃し、明治維新によって事実上首都が東京へ遷ったことは人々の心に大きな打撃を与えました。 その状況下で京都を救ったのは、京都復興への市民の「情熱」と全国の人々の京都に対する「思い入れ」でした。数々の復興事業を展開し、教育、文化、産業、生活などすべての面において新しい京都が模索され、同時に古き良き京都の維持継承に力が注がれたのです。 これらの熱意と一連の町おこし事業が見事に結実して、平安神宮が創建されました。
[公式]Heian Jingu Shrine 平安神宮|平安神宮について
このように平安遷都1100年を記念して明治時代に創建された平安神宮。関西の方ならこの名前を知らない人はいないのではないでしょうか。京都を代表する歴史ある建造物となっています。


アクセス

平安神宮へのアクセスは、京都市営バスで岡崎公園 美術館・平安神宮前もしくは岡崎公園 ロームシアター京都・みやこメッセ前で下車後徒歩5分、市営バス東山二条で下車後徒歩5分です。また最寄り駅は市営地下鉄東西線の東山駅で徒歩10分です。阪急、jr、京阪各線からはバスで行くことができます。

ちなみに阪急河原町駅、京阪祇園四条駅からは徒歩で15〜20分くらいなので徒歩で行くことも可能です。途中には八坂神社や知恩院があるので歩きついでに寄ってみるというのもオススメです。


見どころ

正門の応天門をくぐって奥へ進むと大きな一本桜があります。国家行事を行う太極殿(桜の後ろの赤い建物)があり、ここに座る天皇から見て左側にあることから「左近の桜」と呼ばれています。圧倒的な存在感です。


応天門の近くに咲いているしだれ桜。非常に美しく纏まっており、風情がありますね。赤、青、緑、ピンクと色のバランスが良いです。

平安神宮には神苑(しんえん)と呼ばれる庭園があります。もちろん桜の木がたくさん植えられていて平安神宮の見どころの一つです。しかし、私は下調べせずに行ったため庭園の存在を知らず、思いっきり素通りしてしまいました。そのため写真がありません。。。この庭園の美しさはみなさん自身の目で確かめてみてください。私も来年またリベンジします。。。


終わりに

今回は、蹴上インクライン哲学の道平安神宮の桜を紹介しました。どれも他にはない魅力的なスポットだと思います。また3つとも距離が比較的近いので半日でまわることができます。京都の桜スポットで迷っておられるあなた、ぜひこの個性的なスポットたちを一度訪れてみてはいかがでしょうか。


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