雪の余部橋梁を歩く

皆さんこんにちは たかしです。
この前、時間があったので真冬の余部(あまるべ)橋梁(余部鉄橋)に行ってきました。2月中旬に行ったこともあり、日本海側のこの地域は雪に覆われていました。
余部橋梁は日本海からの風が強く、一度列車の転落事故が起きているため2010年に昔のものから今のより頑丈な橋に建て替えられました。建て替えに伴い、「空の駅」などの展望施設がオープンしました。今回はそれらを紹介していきます。





餘部駅

余部橋梁の最寄り駅、餘部(あまるべ)駅です。線路にもホームにもかなりの雪が積もっていますね。このホームから「空の駅」の展望施設につながっています。


ホームの端から見るとこんな感じです。一面雪で歩道もかなり滑りやすかったですねー。線路の横には「瑞風 終点」の表示があります。瑞風の撮影もしたかったのですが時間的に合いませんでした。残念…。


少し待っていると特急はまかぜが通過していきました。柵や信号機があるのでこの場所からの撮影は意外と難しいです。


ホームから余部橋梁のほうへ歩いていきます。地面全体が雪におおわれていますね。


余部橋梁跡へ

余部鉄橋跡です。濡れていて見えにくいですが柱に「余部鉄橋」と記されています。ここは建て替えられる前の余部鉄橋跡を利用しているので古いレールも残されています(雪で全然見えないですが…)。雪がなければかなり広い橋なのですが、今回は人が歩けるスペースは左側部分のみです。


橋を歩いていくと展望用のベンチが設置されていました。ここから景色を望めますが、このときは濡れていて座れませんでした。


ベンチの足元は金網となっており、真下を見ることができます。なかなかの迫力ですね。


エレベーターで地上へ降りる

エレベーターを下って外に出てみます。このエレベーターは「余部クリスタルタワー」と呼ばれ「空の駅」と地上を結んでいます。この施設の中には休憩用のベンチや時刻表などが設置されていました。ちなみにトイレはないので、ホームか近くの道の駅に行く必要があります。


地上から見るとかなり高いことがわかります。公園も雪に埋もれています。


地上から駅まで歩く

こちら側から行くと歩いて餘部駅に行くことができます。時間があったので行ってみました。

エレベーターがあるのでこちら側の道を使う人はほとんどいませんでした。雪がそのまま残されている場所もあり、危ない道です。ちなみにこの途中に有名な展望台へ続く道があったのですが、雪が深く危なかったのであきらめました。


道の途中から余部の町と日本海を一望することができました。


慎重にどんどん登っていきます。


橋のほうを見るとこのようになっています。赤い橋脚が余部鉄橋跡のものです。エレベーターも見えますね。


さらに進むとやっと駅にたどり着きました。大変でしたが眺めが良かったので楽しめました。靴はびしょびしょです。


道の駅あまるべ

駅から比較的近いところに「道の駅あまるべ」があったのでここで電車が来るまで休憩しました。中では食事や買い物ができるほか、余部橋梁の歴史などを見ることができます。


終わりに

こんな感じで雪の余部橋梁を回りました。雪がないほうが色々動きやすいのですが、冬の余部も雰囲気があって良かったですねー。今回は撮影できませんでしたがトワイライト瑞風が来ることもあります。近くには道の駅があるのでお土産も買えます。ぜひ皆さん一度余部を訪れてはいかがでしょうか。

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